フロントデスクの大鳥です。
ホテルの主役といえば、やはりベッドですよね!ふかふかの掛布団や枕、まるで新品のように白く綺麗に整ったシーツとカバー、長旅の疲れを癒してくれる、なくてはならない存在です。
そんなホテルのベッドですが、足元に帯が付けられている事があります(当ホテルは全客室に備え付けています)。「見た目をよくするための飾りかな?」と思われがちですが、実はれっきとした意味と正式名称があります。
「ベッドライナー(Bed liner)」もしくは「フットスロー(Foot throw)」と言います。直訳で「ベッドの線」、「足投げ」ですが、後者の意味合いが強いです。
家の中でも靴を脱ぐ習慣がない欧米では、靴を履いたままベッドに足を投げ出すことがあります。その時の汚れを防ぐためにこの帯は生み出されました!また、旅を共にしてきたスーツケースをベッドの上に広げたいときにも用います。
ただ日本ではそのような習慣があまりないので、実際にはインテリア類の一つとして客室で活躍していることが多いです。もちろん、どのように使っていただくかは自由です!(^^;)